臨港パーク
臨港パークは、みなとみらい地区最大の緑地です。みなとみらい地区の東側に位置して、横浜港の最奥部と接しています。海を正面に見れば、背後にみなとみらい地区の高層ビル群が望めます。
桜木町駅方面から、ランドマークタワー・クイーンズモールを通り抜けて国際会議場辺りまで進むと、ビルの隙間から横浜港が見えます。ペデストリアンデッキを降りた海岸線に、ぷかりさん橋が浮かんでいます。
臨港パークは芝生広場で、遊具など設置されていません。レジャーシートを広げて、ゆったりした時間を過ごすのが最上です。週末は、軽食・飲み物持参の家族連れを多く見かけます。平日の昼時は、ベンチで食事するビジネス・パーソンを多く見かけます。
横浜港に接する海岸線は円弧を描いていて、端から端まで見通せます。一段低くなった遊歩道は、満潮時には波で洗われるようになりました。海面上昇と言うより、地盤沈下でしょう。
海岸線を進むと、ぷかりさん橋から一番遠い所に汐入の池があります。周辺で、釣人を多く見かけます。池の入り口に中国風の橋が架かり、アーチの下からベイブリッジが見えます。「
臨港パークにはいくつかのモニュメントがあります。碇、日本ブラジル修好100周年記念碑、そして日本人ペルー移住100周年記念像リマちゃん。
フルーツ・ツリーは、横浜トリエンナーレ2001への出品作品、作者は韓国のチェ・ジョン・ファ。2002年FIFAワールドカップ日韓共催を記念して、横浜市に寄贈されたものです。
横浜港には大小さまざまな船が行き交っています。運がよければ、外国航路の大型客船の入出港（客船入出港予定）が見られるでしょう。
臨港パーク内にはレストハウスがあります。横浜港を眺めながら、簡単な飲食が可能です。
天気の良い日には、臨港パークを通過する「水際ウォーク」もお勧めです。横浜駅を起点にして桜木町駅・関内駅・石川町駅辺りまで、線で横浜を感じてみませんか。
（2010年6月3日記録、2013年10月18日改訂）