『第４回平戸ツーデーウォーク』 第２日
1.記録
1.1.記録
実施日時：2010年9月26日 9時58分～12時50分
所要時間：約2時間50分（小休止を含む）
歩行時間：約2時間50分（小休止を含む）
歩行距離：？Km（公認距離：15Km）
到達高度：最高?m・最低?m
地図 ：Google Map（使用GPS：GARMIN社製 eTrex VentureHC）
1.Google Mapの主要地点は計測後に追記したもので、位置については参考とされたい。
2.写真撮影のため、多少余計に歩いている。
通過点 ：生月町開発総合センター～～～～～～～生月町開発総合センター
1.2.案内
コースは平戸島の西側の生月島に場所を移します。平戸島との間は生月大橋で結ばれています。昨日のスタート地点近くのホテルから、本日のスタート・ゴール地点の生月町開発総合センターまで、自動車で30分以上を要します。
1.2.1.まとめ
コースは、東側から西側へ、再び東側へと島の半分程を廻りますが、特に著名な場所は通過しませんでした。
東側、すなわち平戸島との間の海峡ではアゴ漁が最盛期のようで、ペアーの漁船、間に網を張っている、がゆるゆると幾つも移動していました。港の一角ではアゴを天日干し、干し終わったものは串に差していました。潮の香りをことさら強く感じました。
島の西側に進むと人家は殆ど見られず、五島列島の最北部に位置する宇久島が見えて、随分遠くまで来たものだと、何だか判りませんが感慨深いものがありました。島の中央部を横切ってゴールを目指しますがかなり急な峠越え。途中の段々畑に荒れている場所が多く、働き手が居なくなっているのだろうと感じました。
2.自由行動
第２日目のステージは生月島。15Kmコースの出発前に大バエ灯台に寄りました。完歩後は長崎に向かいました。
2.1.大バエ灯台
漢字で書くと大碆灯台ですが、生月島の最北端に位置します。北に広がる海は対馬海峡、西に広がる海は東シナ海でしょう。
30Kmコースだとここまで来るのですが、私は15Kmコースにエントリー。それでも見たかったので、自動車で来てしまいました。恐らくツーデーウォークに合わせての灯台公開だと思いますが、海上保安庁の職員の方々がテント張りなどしていました。
灯台を見ると、単純ですけど「喜びも悲しみも幾年月」「小学校唱歌・灯台守」が頭に浮かびます。既に有人灯台はなくなっていますが。西を見るとはっきり島が見えます。職員の方に尋ねたら五島列島の宇久島とのこと、随分と西まで来たものです。
2.2.生月観音
15Kmコースを完歩、昼食をしてから自動車で長崎市内に向いました。生月島を出る前に生月観音を拝観。
生月観音、生月大観音、生月大魚藍観音と様々に呼ばれているようです。像高18mのブロンズ像。坐像のようですが、よく見ると上半身像。
魚藍観音は、魚籃（魚籠）を持つもの、魚の上に立つものを拝観したことがあります。この魚藍観音は、手の下に魚が見えます。更に良く見ると魚籃を持っていて、そこから魚がはみ出している姿です。漁師町の守り仏でしょう。境内からは生月大橋、写真では確認できませんがアゴ漁の漁船が見えます。
寄れませんでしたが近くにキリスト教会、ガスパル様やダンジク様の史跡があります。生月島も、平戸島と同様にキリスト教と仏教が同居しています。
この後、一気に長崎市内まで自動車で移動しました。
2.3.長崎散策
2.3.1.長崎中華街
長崎市内は多くの警察官が立哨していましたが、米国のルース駐日大使が来てたとのこと。市内のレンタカー営業所で自動車を返却。市内を多少走りましたが、市電線路を横切る右折等で多少まごつきました。
中華街の目の前のホテルにチェックイン、小休止の後に中華街へ。私は横浜っ子ですから横浜の中華街とついつい比較してしまいます。横浜に比べるとこじんまりしていますが、横浜とは異なる雰囲気を感じました。
インタネットで当たりを付けておいたＫ楼でコース料理を選択。料理は全体的に甘味が多少強く感じられました。東坡扣肉は中華まんの生地で包んで食べる角煮まん風。赤ん坊のこぶし大のゴマ饅頭（王家麻球）は食べきれずに持ち帰り。
2.3.2.長崎眼鏡橋
小雨が振ったり止んだりしていましたが、眼鏡橋まで散歩。ライトに浮かび上がる眼鏡橋に長崎を感じました。
昨日は平戸で眼鏡橋を見て、今年四月は筑前の小京都・秋月で眼鏡橋を見ました。平戸・長崎・秋月の順に技術伝承されたことでしょう。長崎だけが二連のアーチ橋でした。
（2010年10月1日記録）